Marlango

Jazz-rock

### トム・ウェイツへのオマージュ、JazzとRockの融合 ###

偉大なる酔いどれ詩人トムウェイツの歌のイントロに
Suzie Marlangoという女の人がでてくる。
アンゴラのセーターに異常な愛着を感じる女。
トムウェイツへのオマージュとして、Marlango、
という名前はつけられた。

このバンドを語るには、女優であるLeonor Watlingの
存在は大きい。 プラスにも、マイナスにも。

アルモドバル監督の映画、"Hable con ella"(Talk to her)にも出演する彼女、
女優業の傍ら、趣味のバンド??とも思われかねないからだ。

しかし、このバンドのメンバーは本格的だ。
JazzやSoul、ソプラノコーラス、果てはGospelまで経験のある
Leonor Watlingとクラシック畑のピアニストAlejandro Pelayoが
デモを作成し始めたのが1998年。
ファンクやブルース、ラテンジャズの世界でトランペッターとして活躍していた
Oscar Ybarraがマドリッドにやってきて、彼らの曲を聴き、
加入を決意したのが2002年。
そして2004年、初アルバム"Marlango"が発表された。

お酒を片手に、夜に聞くのが合いそうだ。
低めの彼女の声にピアノとトランペットが静かによりそう。
世界を前にしての当惑や、困惑が全ての歌の
共通テーマだ、というコメントを聞くと
シングル"Enjoy the Ride"のジャケットの飛行機は
まっすぐでなく、酔っ払いのように、ふらふらと
たよりなく飛んでいるようにも思える。

女優、という肩書きはこのバンドにとって、
プラスに働くことを願う。
女優がいるから有名になった、ではなく、
天は彼女に美貌も、声も与えた、と。

 
menbers.
Leonor Watling (Vocal)
Alejandro Pelayo (Piano)
Oscar Ybarra (trumpet)
 
discography
Marlango (Subterfuge 2004) ここでも視聴可能。
 
 
label
Subterfuge
Homepage
http://www.marlango.net/
Multimediaより視聴可能。ビデオもあります。
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