雑 記
------------------スペインRock/Popで思ったこと

SUPERNOVAPOPの夜(2004/6/23)

Supernovapopの夜

スペインの音楽ポータルサイトSupernovapopのフェスティバル
Supernovapopの夜が シルクロ デベジャス アルテスで行われたので出かける。

参加バンドは Clovis、Happy Losers、Fortune Tellers、The Sunday Drivers。

音が悪い.........

シルクロ デベジャス アルテスはコンサートホールではなく、
普段は絵の展覧会等が行われる場所。
1時間遅れて始まったコンサートは、音の輪郭のはっきりしない、こもりまくった音で始まった。
いらいらがつのる。始終、音にいらいらしていたので、各バンドのコメントがあまりできない。
こんなに音が悪くては、バンドの評価にもかかわるのじゃないか、と心配する。

ミニマリスタなデュオClovisは音が悪く、しかも静かな曲では、客席からの話し声のほうが
よく聞こえる始末。
楽しみにしていたHappy Losersですら、せっかくのクリアな音、コーラスが楽しめない。

多くの人はトレド出身のThe Sunday Drivers目当て

だったようだ。(写真)
彼らの演奏が始まったとたん、わっと人が集まり、急に音がタイトになった。
コンサート会場は天井の高い場所で空間で反響してしまい、音が悪かったようだ。
人が集まって空間が埋まると音が聞きやすくなった。

The Sunday Drivers、全員髭面で、一時期のジョンが何人もいるように見える。
70年代頃の骨の太いロック、という感じで細かい飾りはないけれど
感じよくグルーブする。
ファンが飛び跳ねるので、床が揺れる。
ボーカルは少し黒っぽいニュアンスがあって結構うまい。

なかなかいいけど、わざわざスペインのバンドでこれを聞くかな? とも思う。
友人いわく「こんなバンドはいくらでもいそう」
まあそうかもしれない。

最後に残ったのはこもった音と疲れ。

The Sunday Driversが終わるとFortune Tellers。
力強く60年代するバンド。SMALL FACESやブリティッシュビートが好きなバンドらしい。
しかし、月曜日既に1時近く、疲れもでてきた客は
The Sunday Driversの時のすでに半分以下。
また出来た空間にこもった音が響きまくる。

疲れた。

なので私も帰宅。

音の悪さ、コンサートの段取りの悪さに始終腹がたった。
その一番の被害者はFortune Tellersじゃないかな。

CLOVIS (視聴可能)

HAPPY LOSERS (視聴可能)

THE SUNDAY DRIVERS (視聴可能)

FORTUNE TELLERS (MURCIA ROCK内ニュース)

CHUCHO 終りと始まりと.....(2004/6/21)

6/19, FnacでのCHUCHOのライブを見る。

CHUCHO チューチョ、雑種の雄犬、という名前のバンド。
スペインインディーズの中ではかなりの人気を誇る、と思う。
その証拠には始まる10分前にはFnac店頭にかなりの列が作られている。
FANGORIAの時と同じくらい列があるのでは?と思う。
しかも見た目で、暇つぶしに来た、というよりは
ちゃんとチューチョを見にきました、という人が多いような気がする。

"KONIEC" 終り??

先ごろ発売された、LP "Koniec "の発売に伴うライブ。
KONIECとはポーランド語で「終り」を意味するらしい。
終りのアルバム??
ボーカルのフェルナンド アルファロが子供の頃見たアニメの終りに
この言葉がでてきたらしい。

チューチョを他のバンドと決定的に違うものにするのは

フェルナンド アルファロのねっとりした声ではないだろうか。
この声で痛烈に、金まみれの世界を批判する。

ただし、曲としてはなんら新しいタイプのものではない。
スタンダードなロックという形をどれだけ、ソリッドに演奏できるか、
そういうタイプのバンドである気がする。
下手をするととても陳腐なありきたりに陥る可能性がある。

さてFnacのチラシの説明を読んでみる。

ALBACETE(アルバセテ)から、元SURFIN BICHOのリーダーがやってくる。
96年に"78"を発表してから、スペイン国内で最も興味深い作詞家であり作曲家で
あり続けている。待望の4枚目のアルバム"Koniec"はメロディーポップ、
伝説的なアビーロードに色づけされたロックなギターに忠実な作品だ。

スタンダードなところで勝負

おそらく、スペイン語の意味がすぐに耳に届かない私にとっては
チューチョのよさ、は半減してしまっていると思う。
しかしボーカルの声の面白さ、時折みせるへんなメロディーが私にとっての
チューチョを聴く楽しみになっている。
今回は、キーボードの味付けなどバラエティーに富み、
ギターフレーズにロックアドレナリンがでる、といった曲にも遭遇。
スタンダードなところで勝負するバンドだなあとの思いを強くした。

珍しくアンコール

さて今回の特筆すべきは、Fnacにしては珍しくアンコールが起こったこと。
今までのFnacのライブでは私は一度もアンコールを見たことがなかった。
COOPERと同じく、忠実なファンをもつバンドなんだろう。

【LINK】
オフィシャルHP

Sinnamon Records内

ビデオ視聴

CDを購入  (HMV)

雑記2004・4.27

にこ@0258さんによる日本語の詳しい解説

CARROTS ニューアルバム日本盤.....(2004/6/1)

スペインのバンド、CARROTSのニューアルバムがなんと
日本版で買うことができる!6月5日発売、スペイン盤には
含まれない ボーナストラックも収録。

サイケからビートルズ、ビーチボーイズ

CARROTSはバルセロナ出身のバンド。
ファーストアルバム発売時は
サイケデリックロックの影響が色濃かったけれど、
セカンド、"SHINE ON"では中期のビートルズを思わせる、
さわやかな コーラスと良質なメロディーで
私たちにインパクトを与えた。

一番、CARROTSらしいアルバム

待望のサードアルバム"All it takes is a little confidence!"
既にスペインでは発売されていて、今までの中で、
一番CARROTSらしい、という評価を得ている。

美しいコーラスとメロディーは相変わらずだけれど、
一曲目"One, true, three, love"はバンジョーでウエスタンな雰囲気。
他の曲も、粒ぞろい、今までになく、アルバム自体に
遊び心があり、バラエティーに富んでいる。
これは、 もう、なにに似ているバンド、という説明ではなく、CARROTSらしい音を
どんなことをしてもだせますよ、という気持ちの表れかもしれない。

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All it takes is a little confidence! (CARROT)

6月5日発売。
HMVとタワーで買うとバッチがつきます。
(HMVとタワーで違う種類。)
ポストカード は一部の専門店(ゼスト、アーチ、2ピコ、ラリー)を中心に
置かれている模様です。一部のHMVとタワーにも置かれる可能性もあるそうなので
是非チェックしてみてください。

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QUINCE RECORDS

QUINCE RECORDS内 CARROTS
詳しいアーティストの説明あり。

QUINCE RECORDS内 視聴
4曲視聴可!

HMVで購入


CARROTS (Grabacion en el mar 内 スペイン語、視聴可)

CARROTS (オフィシャルページ)



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