COOPER

クーパー

pop mods/Leon

### 元LOS FLECHAZOSリーダーによる、60年代黄金時代のポップ ###

今や伝説ともいえるモッズバンドLOS FLECHAZOS
リーダーArejandro Diez(アレハンドロ ディエス)
バンド解散後の2000年から開始したソロプロジェクト。

LOS FLECHAZOSよりはギターが前面に
フューチャーされてギター2本によるリフが印象的。
しかし60年代を彷彿させる 甘酸っぱい良質のポップは健在だ。
彼の他に変えがたい甘酸っぱい声はそれだけで既に 才能と
いえるだろう。 (よく通る、のびのいい高くかつ線の太い声。
声を伸ばすときに甘酸っぱいトーンが入る。)

2000年にアルバム"Fonorama"を発表し各メディアで 年間ベストアルバムに
選ばれるものの 2003年、「再びアルバムを発表しない10の理由」を公表し、
アルバムという形では 今後、作品を発表しないことを決定する。

現在は4曲入りのシングルを定期的に出す、というサイクルを保っている。

 
Biography

COOPERは LOS FLECHAZOS のリーダーAlejandro Diez のソロプロジェクト。

2000
このレオンの伝説的バンド解散後何年かして、アレハンドロは新しくなった幻想と
すばらしい新曲を掲げて戻ってきた。
COOPERはLOS FLECHAZOSの引き継ぐものではない。それどころか、
バンドであるということにももはやこだわらず、バンドというものをアレハンドロが
自分の作曲の能力を発揮するための伝達手段として選んだのだ。
どのLOS FLECHAZOS ファンも、すぐにCOOPER という名前の後ろに隠れているのが
誰なのか、すぐにわかるだろう。というのもアレハンドロの作曲スタイルと声は
全く隠しようがないからだ.。

ギターサウンドはより前面に押し出されている。
それは現在のbrit-popのグループの流れだろう。
それは彼にとっても心地よいものであったのだ。一方、LOS FLECHAZOS の
レコーディングで前面にでていたElena(エレナ)のハモンドオルガンの音はここにはない。
つまり、COOPERはLOS FLECHAZOSではなく、100%アレハンドロ自身なのだ。

Elefantは11月にCOOPERのファーストアルバム "Fonorama"を発表。
このアルバムはRock Soul (Madridマドリッド) というスタジオで2000年の4月から
5月にかけてレコーディングされた。アレハンドロに協力したスタジオミュージシャンは
ドラムにCarlos Torero (カルロス トレロex-RADIO FUTURA ―80年代スペインポップ、
ニューウェーブの重要バンド―でRock Soulの経営者) ベースにMc Cartney (ex SEX MUSEUM)、ギターにMario Alvarez (マリオ アルバレス POPELS)。レコーディングで、
アレハンドロはLOS FLECHAZOSでは許されなかった全てをする機会を得た。
それは例えば、アコースティックギター1本弦楽器のカルテットを従えての曲"Es tarde",
"El rascacielos"でのサンプラーなどだ。

2001-2002
アレハンドロ、 COOPER このアルバムの紹介のため2001年の3月から5月にかけ
スペイン全国へのツアーを行った。このツアーの時期に重なって、アルバムにも含まれる2曲("Vertigo" "Rascacielos)と未収録の2曲"Sara tiene un secreto" と
"Cancion de cuna no 2"による. 新しいCD-Single発表。
このシングルからDel LES NOUVEAUX AUTEURS によるビデオが作成された。

ツアーは全て成功を収めた。(マドリッドのライブハウスEl Solは2日続けて満員になった。)
そしてこれは, ほぼ全ての夏のフェスティバルへの出演で頂点を見せる。
その中ではFIB(Festival Internacional of Benicassim)
(メインステージにて、好時間帯に2万人の前で演奏), Contempopranea, Socarrat,
Do Norte そして Sonoramaなどがあげられる。

またRadio 3/La 2(国内ラジオ放送とテレビ)のためのコンサートの収録も行う。
Radio 3の番組"Disco grande"のリスナーはアルバム"Fonorama"を2000年の
ベストアルバムの1枚として選出。
40 principales の番組"Viaje a los suenos polares" のリスナーはCOOPERを
2000年にニューカマーのバンドとして選出。COOPER は同番組の2001年4月の
フェスティバルに参加する。

2001年の9月COOPERはFestival Lemon Pop(Murciaムルシア)とバルセロナの
BAMで演奏。そしてツアーもルゴ、グラナダ、セビージャ、ポンフェラダをまわる。
ツアーの最終日はアレハンドロの出身地であるレオンデ11月2日金曜日に行われた。
ここでは、スペシャルパーティとして写真、雑誌、新聞の切り抜き、ツアーでのコンサート、
スライドが展示され、アレハンドロがDJを行った。

COOPERが新しい曲を作るために休んでいる間に、アレハンドロはレオンにて
12月に行われたモッズのフェスティバルPurple Weekend,をコーディネートした。

COOPERは2001年のベストライブグループとして40 principales の番組
"Viaje a los suenos polares"として選ばれ、リスナーの投票でも3位になった。
"Vertigo"は年間ベスト3位、リスナー投票では5位に選ばれた。
2002年6月アレハンドロはDJとしてパルマ デ マジョルカの
festival Isla de Encantaに参加する。

2003
2003年3月にニューシングルを作成、この発表とともに、このスペインの優れた
メロディーメーカーでありポップの優れたプレーヤーはその冒険の新たな章を
開けることとなった。アレハンドロは再びアルバムの作成に着手しないことを決定。
747はシングルシリーズの初めの作品で、この先この形での作品発表がされていく。
これからは、少しずつの量で彼の素晴らしい曲たちを楽しむこととしよう。

アレハンドロははCDに着いたプロモーションの紙で、なぜもうLPを
レコーディングしないのかをきちんと説明をしている。

アルバムを出すということは僕にとってストレスだらけのルーティンになってしまった。
もしアルバム1枚を作るとしたらそれが完璧であるようにがんばるだろう。
でも、定期的にシングルを出すようにすれば自分の音楽がどんな風に呼吸するか
ゆっくりかまえてみられるし、それが成長させられるし、自分のペースをそれに
適用することもできる。しかも僕は、精神が僕の糧となるとしても、ポップというのはより小さいものだと思ってきた。そして僕は小さいなかでもさらに小さいんだ。
(Alejandro Diez, COOPERの文、2003年3月 再びアルバムを出さない10の理由 より抜粋)


ここで彼は反順応主義の精神、新しい目標を受け入れる能力を再度しめしている。
このシングルには4曲の素晴らしい曲が収録されている。"Yo se lo que te pasa",
"Lejos" , "747", と "Hoy no" どれもシングルカットしてもおかしくない曲ばかりだ。
どれも60年代のよきポップの追憶に近いサビを持っている。しかし、今の、
フレッシュなサウンドとともに。非の打ち所なく構成された曲たち、それはクラシックな
やりかたではあるが、なんどきもただのリバイバルや、安直なカテゴライズをすり抜ける。
メロディーにも、詞にも全て、この作った本人のまがうことない印が刻まれている。
"747".のビデオも作成された。

"747"は2003年の1月レオンのスタジオFeedbackでレコーディングされた。
Mario Alvarez (マリオ アルバレス ギター), Pablo Alvarez (ペドロ アルバレス ベース) Antonio Perez (アントニオ ペレス ドラム)が
Alejandro Diez (アレハンドロ ディエス ボーカル ギター) とともに新しいCOOPER の
編成となった。このセッションの間、ElefantのコンピレーションMODAPOPの収録曲
"Sin respiracion"が録音された。

5月と6月の間COOPERは5つの特別なコンサートを行う。
(マドリッド、バルセロナ、バレンシア、ビトリア、コルーニャ) 
ライブで新しい曲を楽しむ以外に、全てのファンはチケット購入時にCDを
プレゼントされる。このCDにはこの機会のために録音された新曲"Cierra lo ojos"を
含んでいる。 このCDは他に"No matter what" (Pete Ham)と
Radio 3 のコンサート(2002年春)からのテイクの"Rascacielos"を収録。
このCDは非売品だ。

12月ドイツで一連のコンサートを行い、大好評を博す。

2004
1月に"Oxidado"を発表。4曲収録。

"Cerca del sol" - 彼の全経歴のなかでも完璧な曲のひとつ。
耳に残るギターリフに支えられたインパクトあるメロディー、素晴らしいサビ、
フレッシュでダイレクト、アレハンドロのディスコグラフィーの中で新しいクラシックになると
思われる1曲だ。"Cerca del sol"からMiss Lucifer produccionesによるビデオが作成された。

"Silverstone" -はじめて聞いたときからの もうひとつのクラシック。おそらく、
ニューシングルの中で一番完全な曲。天上の声のようなコーラスと、強くひきつけられるようなメロディーのサイケデリックポップ。

"Oxidado" - 満足いくようなCDを前にして"Oxidado"のような曲はCOOPERが挑戦した
卓越した瞬間を明らかにしているというのがはっきりわかる。
素晴らしいPOPアンセムともいうべき曲で、入念につくられた詞を持っている。

"Rafagas" - バンドのファンはCOOPERは初めてのツアーからコンサートで演奏している
この素晴らしいカバーを既に知っていた。スペインポップ80年代のクラシックで
LOS BOLIDOS の最高傑作。彼らは82年にLOS SECRETOS に変わり大成功をする。

Menbers.
Alejandro Diez (アレハンドロ ディエス ボーカル ギター)
Mario Alvarez (マリオ アルバレス ギター),
Pablo Alvarez (ペドロ アルバレス ベース)
Antonio Perez (アントニオ ペレス ドラム)
※シングル747の時の編成
 
Discography
"Fonorama" (Elefant LP/CD 2000)
"Vertigo" (Elefant CD-Single 2001)
"747" (Elefant CD-Single 2003)
"Oxidado" (Elefant CD-Single 2004)
Label
Elefant Records
Link
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雑記 2004・5・22COOPER その声だけでなにもいらない!
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