Movida Madrilena  モビーダ マドリレーニャ

------------------80年代スペインで起こったこと

モビーダ マドリレーニャ
フランコ独裁が終わってまもない、80年代初頭、ぱっとひらいて消えたムーブメント。

映画監督のアルモドバル、スペインロック界の女ボス、アラスカ等の友達のネットワークから始まったこのムーブメントは、ドラッグでもなんでもありで、抑圧された世界から解放された時の狂乱状態だったのかもしれません。

音楽シーンでは世界的なパンクムーブメントにも影響され、様々なロックバンドが国内に登場しました。現在活躍する多くのロックバンドもアンコールで80年代のバンドの曲をカバーすることなどからも、その影響力の大きさは今のスペインロック事情を知る上で大切なもののようです。スペイン国内でも、アラスカの自叙伝、CD等の再発など再検証が行われはじめたようです。

日本では知名度も低く、アルモドバル監督にインタビューした日本人記者が
「モビーダの電話番号を教えてください!」と言ったとか。

モビーダに詳しい日本語のページ

”Alaska y otras historia de la movida”
(アラスカと その他のモビーダの物語)


Rafa Cervera(ラファ セルヴェラ)による本はモビーダを知るのに格好の本。
この裏表紙のコメントが、モビーダの概略をよく説明していると思う。
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モビーダマドリレーニャは最近のスペイン史の中で一番
豊かで、興味深く、特に、面白さに満ちた一時期だ。

Kaka de Luxe(カカデルクス)、Pegamoides(ペガモイデス)、
そしてDinarama(ディナラマ)といったバンド。

みんなの集まる中心の場所として
画家の2人組 los Costus(ロス コストゥス)の家。

映画は、アルモドバルの"Pepi , Luci, Bom y otras chicas del monton"
(ペピ、ルーシー、ボムとその他大勢の女の子たち)

テレビ番組はPamola Chamorro(パモラ チャモロ)の
"La Edad de Oro"(黄金時代)

写真家 Pablo Perez Minguezの写真スタジオ。

これらは、1977〜1984年 の社会の出来事、
文化の出来事に欠くことのできない舞台であり、
スペインでのこの時代の一大カルチャームーブメントの頂点を彩った。

これら全ての文化的主張は、アラスカの周辺で
起こっていった。
アラスカ、ポップカルチャーのアイコン、
この時代の主要人物の間を結びつけた人物、
彼女は恥じらいなく、しかしノスタルジーを含めず
この時代を語る。音楽、セックス、ドラッグ、軽薄さ、
挑発、芸術、無礼なふるまいに満ちた時代。

(以下略)
”Alaska y otras historia de la movida”裏表紙のコメントより

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